紀元1世紀半ばの ローマへの送水量は100万トンを越え、人口が百万人とすれば、一日あたりの給水量は1立方メートル、つまり 1000リットルだ。半分ほど漏水があったとしても500リットルになる。その水道はローマ人の好きな浴場や、広場や通りに設けられた水道栓、あるいは住 宅につながれた。