3時間弱、歩き続けると目的地のサンマルコ広場に到着した。細い路地を見続けた目には、広々とした真四角の広場は開放と解脱を思わせる。この広場から、東洋の富を求めて船が旅立っていったのだった。今は鳩が羽ばたき、ヴァカンスの若者が目立つ。