鎖橋(Chain Bridge)は19世紀中ごろに建造された。鎖というとネックレスのチェーンのようなものを思い浮かべるかもしれないが、それは違う。当時、まだ鋼製のワイヤーが普及していなかったため、鋼鉄の板の両側に穴を開けたものをボルトでつないで橋を吊ったのだ。つまりチェーンといってもネックレスのチェーンではなくて、自転車のチェーンのような作りだ。鎖橋は第二次大戦中に破壊されたが、戦後、オリジナルの形のままに再建された。